幼少の頃は、となりのトトロに登場するメイちゃんの様な子供でした。
天真爛漫、無邪気、好奇心旺盛、後先考えずに動き回る。
学校の通信簿にはいつも「落ち着きがない」と書かれていました(笑)

自然の中で伸び伸びと育ち、川・林・田んぼや畑に囲まれ、ザリガニ釣りをしたり、 虫を捕まえたり、１日中泥んこになって日が暮れるまで外で遊びまわるのが大好きで、 草花の香り、虫の声、空気が変わる香りなど、自然を感じながら育ちました。

そんな子どもらしい、幸せな幼少期を過ごしてきた私の 最初の転機は小学６年生の時でした。

当たり前の日常が一変しました。
幼くして命に限りがあることを知ったわたしは、心にぽっかりと穴が開いたまま時が過ぎていきました。

心ここにあらずで過ぎていった毎日と、このままではいけないという葛藤の中で、本来の自分を取り戻して前を向こうと思えたのは、 「母親が生きたかったはずの人生」が本当はあったことに、あるとき気づいたからです。
母親の分も生きようと、そして自分を生きようと決めてからは持ち前の元気と明るさが復活していきました。

社会人になり、某有名アパレルブランドメーカーに就職。
目の前のお客様のニーズに寄り添い、ご提案し、喜んでいただく接客が好きで、２年連続全国売上Ｎｏ１に輝いたこともあります。
その後退職し結婚、２人の子どもにも恵まれましたが、更なる転機が訪れました。

女性は時に自分の意志とは関係なく大きく環境に左右されると思うのです。
わたしもまたそうでした。
心と体のバランスを崩し、いつしか思考は停止していました。
拒食症・うつとなり、生きる意味を見失うほどの状態だったわたしは、ある日、意識を失って倒れ、「三途の川」に遭遇し、死の淵を目の当たりにしたのです。
このことが最大の転機となり、我に返ったのです。

「生きたい」

子ども達を置いて逝けない！
わたしが誰よりも残された子どもの気持ちが分かるから。
それなのに自分を見失って本当に大切なものを失いかけたなんて…

自分が自分を生きることがすべてを立て直すはじまりだと思いました。
そのためには一体どうしたらいいのか？
八方塞がりに思えたあの状況の中で、ドテラに出会っていたことをハッと思い出したのです。まさに人生を変える力があるツールにすでに出会っていたのです。

「生きる力」をくれたドテラ
１滴のペパーミントからはじまった
わたしのドテラストーリー

「アロマの木箱が必要だと思う。
あつこさんのことを助けてくれると思うよ」
（一社）日本エッセンシャルオイルスタイリスト協会 代表理事　柳原いづみ先生からのこの一言がドテラとの出会いでした。

わたしの人生を助けてくれるものがこの世の中にあるなら使ってみたい。
変わりたい。そんな思いでドテラを登録しました。
そして初めて手にしたオイルはペパーミント。
蓋を開けた瞬間、わたしの中に滞っていた感情が一気に動き出したような感覚がありました。

からだの隅々にまで酸素がいきわたり、 呼吸と共に自分を取り戻していく感覚でした。

ペパーミントには、「リセット」「再生」というメッセージがあります。
まさに、あらゆる環境によって蓋をされた私の奥底から語り掛かけてきた 『切り替える』そして『自分を再び生きる』というメッセージを受け取った瞬間でした。

はじめは、ペパーミントだけを浴びるように使っていましたが、 三途の川体験、そして生きたいと再認識した出来事を通して、倒れる前にドテラに出会っていたことも、なにか有るたびに守られていると感じてきたことも母がきっとわたしに与えてくれた奇跡だと思っています。

わたしはドテラに出会って自分らしさを取り戻すことができました。
そして自分だけではなくエッセンシャルオイルを通して周りの人達の人生にも変化を起こし「なにかできる自分」になれました。
人には誰でも、心の奥底に芯の強さを持っています。
女性やママ達がその芯の部分に気づき、居場所を見つけ、自らの「芯」をまっすぐと持ち、どこまでも伸ばすことができるよう、寄り添う存在であり続けたいとわたしは思っています。